これからオーナーとして賃貸アパートの経営をお考えの方に、
おすすめの物件タイプ「1棟4室」についてご説明していきます。
ただ何故おすすめかというメリットだけでなく、
注意点やデメリットについても解説しますので、
そこを充分に理解した上で、検討してみてください (^^)
賃貸アパートの経営でおすすめしたい!1棟4室のメリットとは
賃貸物件の経営を始めようと思っているオーナーの方には、
1棟4室のアパートをおすすめしますが、ではそのメリットは
どんなところにあるのでしょう。
まずは部屋の配置が「全室角部屋」となりますので、3方向に窓を取ることができ、
風通しや日当たりがよく、生活音も遮られ快適な生活を送ることができます。
次に比較的小規模な建物となりますので、初期投資が低く
借入額も抑えられるため、返済リスクが低く銀行からの融資も受けやすくなります。
また建物の構造として、中央が階段で部屋が左右対称となることが多く、
この場合安定性がよく、耐震性にも優れているという特徴があるのです。
入居率の面で言いますと、3室埋まれば75%と高水準で
空室リスクは低くなりますので、安定して家賃収入が見込める点が魅力と言えます。
戸数が多いとその分入居者も多く、トラブルも必然的に多くなり、
また修繕や維持などの管理も複雑になってきますので、
初めての方は1戸4室くらいがちょうどいいのです。
賃貸アパートの経営でおすすめしたい!1棟4室のデメリットとは
建物の規模が小さくリスクが抑えられる反面、収益性が低いという
デメリットもありますが、満室であれば月々30万円程度の収入が見込めます。
また、1棟のみの経営であれば万が一の災害時にはリスクの分散ができず、
最悪の場合、家賃収入が途絶えてしまうことも考えられます。
また建物はいずれ老朽化していくもので、いくら4室しかないと言っても
10年を過ぎてくると修繕や補修が必要となり、その費用を負担する必要があります。
騒音問題もアパートにはよくあることで、隣室と接する部分が狭い
1棟4室であっても、特に上下階でのトラブルは起こりやすいので
何かの際には対応しなければいけません。
他にも、空室が2室でれば家賃収入にかなりのダメージとなりますし、
借入れの返済も厳しくなってきますので、空き室が出れば
募集などの対策費用が必要です。
このようにリスクは小さいとは言え、それなりのデメリットはありますので、
その点を充分に理解し、そしてそれを経営に生かすことで収益は充分に望めるはずです。