アパート経営には、アパートを建設する、またはすでに建築されているものを購入します。
いずれにしても気になるのはアパートの構造ではないでしょうか?
構造には大きく分けて、木造・鉄骨造・RC造の3つがあります。
アパート経営において、3つの工法のメリットやデメリットについてご紹介します。
また3つの工法の中で、利益が出やすい造りはどれなのかについても、合わせてご紹介いたします (^^)
アパート経営のメリットとデメリット:木造について
木造についてのメリットは材料が木材でできているため、
断熱性がありながら湿気がこもりにくく、日本の気候に適した工法といわれています。
建築費用が他の工法よりも安いのもメリットです。
デメリットは、防音性が他の工法に比べて低く、耐火、耐震についても同様です。
また老朽化するのが早いというデメリットもあります。
アパート経営のメリットとデメリット:鉄骨造について
鉄骨造とは、鋼材の厚さによって違います。
鋼材の厚さが6mm未満は、軽量鉄骨造、6mm以上は重量鉄骨造と区別されます。
メリットは、耐火、耐震、防火については十分な性能があり、
4階から7階程度の中層階と呼ばれるアパートに向いています。
また建築材料となる鋼材を工場で大量に生産できるため、
コストを安くできるメリットもあります。
デメリットは、通気性が悪くなりがちな点と設計に自由度が少なめな点です。
アパート経営のメリットとデメリット:RC造について
RC造とは、鉄筋コンクリートを使った工法です。
メリットは、耐火性、耐震性に加えて、遮音性や断熱性などが高く、すぐれていることです。
また設計について、自由度が高く一般受けするデザインから
おしゃれなこだわりのあるデザインまで対応ができるのがメリットです。
デメリットは、建築材料費や建築費などが高いことです。
坪単価70万から120万円といわれていて、初期費用がかさみます。
アパート経営について、3つの工法の代表的なメリットとデメリットを
ご紹介しましたが、実際に利益が出やすい工法はどれでしょうか?
初期建設費を抑えられ、定期的な修繕費用や固定資産税が少額なのは
木造なので、3つの工法のうち一番利益が出やすいといわれています。
固定資産税は、そもそも木造の場合は構造もシンプルで材料費も安いことから、
評価額が安いという特徴があります。
定期的な修繕についても、木造アパートは建物の規模自体が小さいものが多く、
エレベーターなど設置しないため、メンテナンスが簡単です。
修繕費や税金を少額に抑えることで利益が出やすくなるという訳です。
アパート経営は、初期の建設費や購入費だけでなく、
定期的におこなう修繕費用についても考慮して計画することが大切です。
必見|初期0賃貸の賃貸物件一覧