
軽井沢町へのお引っ越しをご検討中の方は、周辺の住環境や教育施設について気になっているかと思います。
とくに、子育て世帯では、地域にどのような学びの場があるのか知りたい方もいるでしょう。
今回は、軽井沢町にある「軽井沢風越学園」について、概要や特徴をご紹介いたします。
教育方針や学びの環境についてもご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってくださいね。
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「軽井沢風越学園」の概要

軽井沢町での暮らしを検討するうえで、教育環境は決め手のひとつです。
ここでは、「軽井沢風越学園」の全体像や教育理念、子どもたちの過ごし方についてご紹介いたします。
12年間一貫の「幼小中混在校」としての学園設計
「軽井沢風越学園」は、2020年に開校した12年間一貫の「幼小中混在校」です。
3歳~15歳までの子どもたちが、ひとつ屋根の下で共に過ごすことができるユニークな学びの場です。
約2.2万坪の広大な森に囲まれたキャンパスには、自然と調和した校舎が広がっています。
異年齢の子どもたちが日常的に交わることを大切にしており、「まざって遊ぶ学ぶ」という合言葉が実践されています。
幼児期は自然のなかで五感を開き、基礎学年では生活と遊びを通して体験的に学ぶことが可能です。
子どもが「つくり手」となる柔軟な学びの環境
学園が大切にしているのは、「子どもこそがつくり手である」という視点です。
従来のような、講義中心の授業や固定されたクラス編成には依存せず、子どもの「やってみたい」「知りたい」という気持ちを尊重します。
校舎の中心にあるライブラリーには約3万5,000冊の本が揃い、興味を持ったらすぐにアクセスできる点が魅力です。
また、図工室・工房・理科室などが連なるラボには、木材や工具、実験器具などが自由に使える状態で配置されています。
子どもたちは自分のペースで学びを深めながら、試行錯誤を繰り返すことができます。
異年齢コミュニティと民主的な文化の醸成
「軽井沢風越学園」では、異年齢の子どもたちによる「ホーム」と呼ばれる生活集団が存在します。
子どもたちはホームを通じて、自分たちにとって心地よい空間を自分たちの手でつくっていく点が特徴です。
さらに、毎月おこなわれる「かざこしミーティング」では、3歳~15歳の子どもとスタッフが一堂に会します。
また、大人も学園の「つくり手」として位置づけられており、自らの学びを深めながら学校づくりに関わっていきます。
●所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1278-16
●アクセス:中軽井沢駅から車で10分
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「軽井沢風越学園」の特徴

前章では、「軽井沢風越学園」が12年間一貫の学びを提供するユニークな教育機関であることをご紹介いたしました。
ここからは、教育の中身にあたるカリキュラムや学習環境、組織体制と評価制度について見ていきます。
探究型カリキュラム
「軽井沢風越学園」のカリキュラムは、「くらしとあそび」「プロジェクト」「土台の学び」という3つの領域から成り立っています。
これらを循環させて取り組むことで、子どもたちが内にもつ情熱や好奇心を継続的な探究へと導いているのです。
幼児期から低学年にかけては、自然のなかでの「くらしとあそび」が中心となり、全身を使って世界と出会う経験が大切にされています。
そこで生まれた疑問や驚きは、学年が進むにつれて「テーマプロジェクト」や「マイプロジェクト」へと発展していくことになります。
プロジェクトには、自然・環境、異文化理解、地域・産業、ものづくり、表現など多様なテーマが設けられており、教科を横断した学びが広がるでしょう。
森・ライブラリー・ラボが支える自由な学習環境
学園の学びを支えるのが、「森」「ライブラリー」「ラボ」という3つの拠点です。
森は校舎面積の4倍以上の広さを誇り、多様な動植物と出会える野外教室として活用されています。
ライブラリーには3万5,000冊を超える蔵書が揃い、子どもたちのひらめきに即応できる知のハブとして機能しています。
また、専門家や必要な情報へと繋ぐスタッフも常駐しており、学びを深めるサポートを受けることが可能です。
ラボには、図工室・工房・技術室・理科室・音楽室が集まっており、道具や材料がオープンに配置された空間です。
子どもたちは固定の時間割に縛られることなく、「今やりたい」という気持ちに応じて自由に活動することができます。
多層的な組織と評価制度が生む学びの循環
「軽井沢風越学園」では、学びの場を支える人的な仕組みも独自性に富んでいます。
まず、異年齢で構成された「ホーム」は、子どもたちが安心して自分らしく過ごせる暮らしの場となっているのが特徴です。
一方、学年の近い子どもたちによる「ラーニンググループ」では、協働的な探究が日常的におこなわれています。
評価の面では「みらいをつくるファイル」に学びの記録を蓄積し、「わたしアウトプット」や「アウトプットデイ」で成果を共有します。
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「軽井沢風越学園」の取り組み

これまでの章では、「軽井沢風越学園」の理念や探究型カリキュラム、そして学びを支える環境についてご紹介いたしました。
ここからは、実際に子どもたちやスタッフがどのような活動をおこない、どのように学園を共につくり上げているのかに焦点を当てていきます。
日々の実践がどのように文化となり、子どもと大人の成長につながっているのかを見ていきましょう。
「かざこしミーティング」と自発的な学校づくり
「軽井沢風越学園」では、子どもも大人も「つくり手」として学校づくりに関わっています。
象徴的な取り組みが、「かざこしミーティング」と呼ばれる月1回の全校会議です。
会議の場には、3歳~15歳までの子どもたちとスタッフが集まり、学校生活をより良くするための意見やアイデアを出し合います。
議題の設定からファシリテーション、合意形成に至るまで、子どもが中心となって主体的に運営することが特徴です。
決定された内容は「ホーム」や「プロジェクト活動」に実装され、学校のあり方そのものを子どもたちが日常のなかで形にしていきます。
異年齢ホームと多様なプロジェクト活動
学園での生活の基盤となるのが、異年齢の子どもたちが共に過ごす「ホーム」です。
年少者は年長者をお手本とし、年長者は年少者を気づかいながら支える関係性が築かれています。
ホームでは季節行事や共読時間、共同制作などがおこなわれ、挑戦や失敗も肯定的に受け止め合う文化が育っています。
学習面では、テーマごとの「テーマプロジェクト」や個人の興味から発展する「マイプロジェクト」など、多様な探究学習に取り組んでいる点も特徴です。
最終学年では、一年間かけて取り組む「卒業探究」を通じて、自分の学びを社会に向けて発信する機会が用意されています。
大人の学びとインクルーシブ教育の推進
「軽井沢風越学園」では、子どもだけでなく大人もまた「学び手」であるという姿勢を大切にしています。
中核を担うのが、「軽井沢風越ラーニングセンター」です。
ここではスタッフ向けの研修や実践研究、自治体との連携事業などがおこなわれています。
研修や研究の成果は学会や公開イベントで発表され、学びの循環が学園内外へと広がっています。
また「わたし研究所」は、一人ひとりに応じた個別支援や専門家との連携を積極的に進めるための拠点です。
地域や医療、福祉、行政とのネットワークを活かし、誰もが「わたしらしく・わたしたちらしく」学べる教育が実践されています。
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まとめ
「軽井沢風越学園」は、豊かな自然のなかで子どもたちが主体的に学びに取り組める、軽井沢町ならではの学びの場です。
異年齢が交わる生活や多様なプロジェクト活動を通じて、子どもたちの視野と人間関係が自然と広がっていきます。
地域との連携や大人の学びも重視されており、子育てを見据えた移住先としても注目されています。
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