軽井沢町で花火ができる公園はある？ルールや注意点を知っておこう！

自然豊かで四季折々の風景が楽しめる軽井沢町は、移住先として高い人気を誇ります。
家族連れでのんびりとした時間を過ごしたいと考えている方の中には、「子どもと一緒に花火を楽しめる場所はあるのか？」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、軽井沢町で花火ができる公園の情報をはじめ、花火を楽しむ際に守るべきマナーやルール、花火が違法となるケースについて解説します。

公園での花火は楽しいだけじゃない！花火で遊ぶ際に守るべきルールとは？

花火は火薬を使った遊びである以上、正しい取り扱いとマナーを守ることが大前提です。
周囲の方や環境に配慮しながら、安全に花火を楽しむために、知っておくべきルールを整理しておきましょう。

花火の取り扱いは慎重に

花火は見た目が華やかで手軽に楽しめる印象がありますが、れっきとした火薬類です。
取り扱いを誤ると、火傷や火災などの事故につながる可能性があるため、以下の点に注意して慎重に扱いましょう。

●火花が飛び散らない広い場所を選ぶ
●強風時には絶対に使用しない
●使用前に水を入れたバケツや消火用の水を用意しておく
●子どもには必ず大人が付き添い、1人で火を扱わせない
●使用後の花火は水につけてから処分する

安全にレジャーを楽しむには、花火の取り扱いに関する基本的な知識を身につけることが大切です。

時間帯・場所のルールを確認する

花火は公共の場で自由に行えるものではありません。
とくに住宅地や観光地では、騒音や煙がトラブルのもとになることがあります。
地域によっては、時間帯や場所が条例で制限されていることもあるため、事前の確認が必要です。
「花火禁止」の表示がある場所では絶対に行わず、夜9時以降は使用を控えることが望ましいでしょう。
また、許可された公園や海辺など、ルールが整備されている場所を選ぶことが大切です。
ルールを守らずに花火を行うと、周囲の信頼を失うだけでなく、場合によっては法律違反になることもあります。

マナーを守って周囲への配慮を忘れない

花火を楽しむ際には、法的なルールだけでなくマナーにも気を配りましょう。
周囲の方々や次にその場所を利用する方たちへの思いやりが、トラブルを防ぎ、気持ちの良い時間をつくります。
とくに観光地やリゾート地では、訪れる方々が静けさや落ち着いた環境を求めていることも多いです。
大きな声や騒音を控え、花火の音や煙が近隣に迷惑をかけないよう配慮しましょう。
とくにペットや小さな子どもがいる家庭では、花火の音が大きなストレスになることもあります。
また、使用後のゴミは必ず持ち帰り、火が完全に消えたことを確認してからその場を離れることが大切です。
火の不始末による火災や環境への悪影響を防ぐためにも、水を張ったバケツを用意しておくと安心でしょう。

▼この記事も読まれています
軽井沢町にある軽井沢風越公園の概要は？イベント情報もご紹介

公園での花火が違法になることもある？禁止事項は必ずチェック

公園での花火は、ただ楽しめば良いというものではありません。
ルールを守らないと条例違反や軽犯罪法違反など、法律に抵触する可能性もあります。
ここからは、公園での花火が違法となる具体的なケースと注意点について解説します。

軽井沢町の条例に違反している場合

まず最初に確認すべきなのが、軽井沢町の条例です。
町内の多くの公園では火気の使用が制限されており、「花火禁止」と明記されている場所もあります。
こうした場所で花火を行った場合、条例違反となり、指導や罰則の対象になることがあります。
事前に町の公式サイトや公園の利用案内で、花火が許可されているかを必ず確認しましょう。

他人に迷惑をかけた場合は軽犯罪法違反になる

深夜の時間帯に大きな音を立てたり、煙で近隣に迷惑をかけたりすると、軽犯罪法違反に該当する可能性があります。
人気の少ない公園であっても、住宅地に近い場所での打ち上げ花火は、音や煙によって通報されることがあります。
軽犯罪法では、「公共の場で他人に迷惑をかける行為」は処罰の対象です。
とくに子ども連れで花火を楽しむ場合は、音量の小さい手持ち花火を選び、夜遅くまで騒がないといった配慮が必要です。

火薬の取り扱いに関する法律違反

花火には火薬が使用されているため、取り扱い方によっては火薬取締法違反となることがあります。
たとえば、保管状態が不適切だったり、大量に持ち込んだりすると、火薬類の不適正管理とみなされる可能性があります。
家庭用の手持ち花火であっても、安全管理が不十分な場合には法に触れることがあるため注意が必要です。
トラブルを避けるためにも、購入した際の注意書きを守り、使用後はしっかりと消火・処分を行いましょう。

▼この記事も読まれています
軽井沢町で人気のステーキ店3選！特徴やおすすめ料理について解説

軽井沢町で花火ができる公園は？特徴やアクセス方法をご紹介

軽井沢町には、自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で手持ち花火を楽しめる公園がいくつかあります。
中でも、狩野公園・西野沢原公園・長倉北公園・雲場公園は、比較的利用しやすく、花火も可能な公園として知られています。
それぞれの特徴とアクセス方法をご紹介するので、ぜひ遊びに行く前の参考にしてください。

狩野公園

可能公演は、駅から徒歩圏内とアクセスが良く、気軽に立ち寄りやすいのが特徴です。
小規模ながらもきれいに整備されており、夜には落ち着いた雰囲気の中で静かに花火を楽しむことができます。
ただし住宅街に近いため、騒がしくならないよう注意が必要です。

●所在地：軽井沢町中軽井沢22番地16
●アクセス方法：しなの鉄道線「中軽井沢」駅から徒歩約7分

西野沢原公園

軽井沢町軽井沢東エリアにある西野沢原公園は、緑が多く風情ある公園です。
ベンチが多くリラックスできる雰囲気が広がっており、地域の方々の散歩コースとしても親しまれています。
周囲は閑静な住宅街となっているため、夜遅い時間の利用や大きな音が出る花火は控えましょう。

●所在地：軽井沢町軽井沢東283番地
●アクセス方法：しなの鉄道線「軽井沢」駅から徒歩約11分

長倉北公園

長倉北公園は、軽井沢町の長倉エリアに位置し、自然に囲まれた静かな環境が魅力の公園です。
周囲には木々が広がり、日中はピクニックを楽しむのも良いでしょう。
夜は人通りも少なく、落ち着いて手持ち花火を楽しめる環境が整っています。

●所在地：軽井沢町大字長倉3365番地32
●アクセス方法：しなの鉄道線「中軽井沢」駅から徒歩約13分

雲場公園

雲場公園は、静かな住宅街の一角にある、小規模ながらも魅力的な公園です。
園内には、ブランコやシーソー、動物型の遊具、鉄棒などが設置されており、小さな子ども連れの家族にもおすすめです。
住宅街が近いため、花火をする際には騒音に配慮し、使用後のゴミは必ず持ち帰りましょう。

●所在地：軽井沢町238番地
●アクセス方法：しなの鉄道「軽井沢」駅から徒歩約5分

これらの公園はすべて、軽井沢町の中で比較的花火に寛容な場所とされていますが、共通して注意すべき点があります。
まず、使用できるのは手持ち花火に限られており、打ち上げ花火やロケット花火などは利用できません。
また、必ず水を用意して完全に消火し、使用済みの花火やゴミはすべて持ち帰ることがマナーです。
花火を楽しむ際は、地域のルールや周囲の環境に配慮しながら、安全で気持ちの良いひとときを過ごしましょう。

▼この記事も読まれています
軽井沢町にある中軽井沢どうぶつ病院とは？概要や診療内容を解説

まとめ

軽井沢町で花火を楽しむには、ルールとマナーを理解し、花火ができる公園を選ぶことが大切です。
花火が楽しめる公園には、狩野公園や西野沢原公園、長倉北公園、雲場公園などがあります。
ただし近隣が住宅地になっている公園も多いため、花火をする時間帯や音の大きさには十分な配慮が必要です。
火薬類の取り扱いには十分注意し、条例や軽犯罪法、火薬取締法など法令に違反しないようにしましょう。