賃貸物件に住んでいて、急に電気トラブルが発生すると、どうしたら良いかわからず焦ってしまうものです。
電気トラブルの原因にはさまざまなものがありますが、対処法を知っておけば、万一のとき慌てずに済むでしょう。
今回は、賃貸物件で電気トラブルが発生したときの対処法にはどのようなものがあるか、電気トラブルの原因や、電気トラブルのときオートロックはどうなるかご紹介します。
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賃貸物件の電気トラブルの原因
賃貸物件で電気トラブルが発生したら、まずは状況を確認して原因を見つけると対処しやすくなります。
ここからは、賃貸物件の電気トラブルの原因にはどのようなものがあるかご紹介します。
自然災害
賃貸物件における電気トラブルでよくみられる原因の一つが自然災害による停電で、例として台風や落雷などが考えられます。
自然災害によって電線や電力会社の供給網に異常が発生して、地域一帯への電力供給が停止している状態です。
見分ける方法としては、自然災害が発生していて、近隣のマンションなどの建物も停電が発生しているか確認してみると良いでしょう。
自然災害による電気トラブルでは、電力会社が復旧作業をおこないます。
状況によっては電力が復旧するまで時間がかかる可能性があるので、しばらく待ってみましょう。
数時間で復旧するケースはありますが、自然災害の状況によっては数日から数週間かかるケースもあるので注意が必要です。
また、自然災害以外では、近隣で電気工事をしているときに、特定の時間帯で電気の供給を停止している可能性があります。
電気工事をおこなうときは、事前に案内が届いているはずなので、ポストに入っている案内を見逃さないようにして、停電することを踏まえて準備しておくことが大切です。
アンペア数の超過
賃貸物件での電気トラブルには、アンペア数の超過によって停電が起きているケースがあります。
契約しているアンペア数を超過して電気を使い過ぎてしまい、ブレーカーが落ちているかもしれません。
一般的なアンペア数の目安は、一人暮らしだと20A、二人暮らしだと30A、三人以上では40A以上です。
電化製品を同時に使いすぎて、契約しているアンペア数以上の電力を消耗すると、ブレーカーが落ちて停電になります。
これが原因のときは、使用している電化製品の電源を切る、コンセントを抜くなどの対応をとってから、ブレーカーを引き上げて電気を復旧させましょう。
漏電
賃貸物件における電気トラブルでは、漏電が原因の停電が考えられます。
漏電とは、電気が本来のルートを外れて流れてしまう現象です。
漏電が発生する原因には、電気配線や電気器具類の異常や、防水性能の低い電気機器が浸水したケースがあります。
漏電した電気機器に直接人間が触れると、電流が体内や大地に流れて「感電」してしまい、痛みやしびれが発生したり、電流が大きいと死にいたるおそれがあるので注意が必要です。
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賃貸物件で電気トラブルが発生したときの対処法
賃貸物件で電気トラブルが発生したら、その状況によって対処する方法が違ってきます。
ここからは、賃貸物件で電気トラブルが発生したときの対処法についてご紹介します。
管理人に連絡する
電気トラブルが発生して停電になったときの対処法では、周辺の建物の電気はついているのに、自分が住んでいる賃貸物件の建物だけが停電していたら、管理人に連絡してみましょう。
電気トラブルの原因が、賃貸物件の引き込み線や配電のトラブルの可能性があります。
建物の配線に関しては、有資格者しか取り扱いができないため、管理人を通じて専門の業者に来てもらう必要があります。
ただし、もし自然災害が原因で、周辺の建物もみな停電しているときは、復旧まで待つしか対処法はありません。
ブレーカーを確認する
賃貸物件で電気トラブルが発生して停電したときの対処法の一つが、ブレーカーの確認です。
自分の部屋全体が停電していたらメインブレーカーが、特定の部屋が停電していたら分電盤の個別のブレーカーが「切」になっているかもしれません。
ブレーカーが「切」になっていたら、停電前に使っていた電気器具の電源を切ってから、ブレーカーのスイッチを「入」に戻しましょう。
ブレーカーには「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」の3つの種類があります。
漏電ブレーカーとは漏電発生時に電気を遮断する装置で、漏電ブレーカーが落ちていたら漏電が発生している可能性があるので、電力会社に問い合わせが必要です。
安全ブレーカーとは家庭内の電気を回路ごとに管理しているブレーカーで、契約容量以上に電気を使用するとアンペアブレーカーと一緒に安全ブレーカーが落ちるように設定されています。
アンペア数の増加を検討する
アンペアブレーカーが落ちたときには、電気器具の電源を一時的に切ったり、コンセントを抜いたりしてから、アンペアブレーカーを引き上げて復旧させます。
しかし、高い頻度でアンペアブレーカーが落ちるなら、契約しているアンペア数が不足している可能性があります。
大家さんや電力会社に相談して、アンペア数の増加を検討するのも対処法の一つです。
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賃貸物件の電気トラブル時オートロックはどうなる?
オートロックの賃貸物件では、電気トラブルが発生するとどうなるのか、知っておく必要があります。
ここからは、賃貸物件の電気トラブル時オートロックはどうなるのかご紹介します。
作動しなくなる
賃貸物件で電気トラブルが発生すると、オートロックは作動しなくなるケースが一般的です。
オートロックとは、おもにマンションのエントランス部分に設置されていて、入居者が暗証番号の入力、指紋認証、カードキーなどを使って建物内に入る仕組みです。
オートロックは電気で動いているため、電気トラブルで停電になると正常に作動しなくなります。
しかし、停電でオートロックが作動しなくなっても、あらかじめ解除方法が設定されているので心配は不要です。
オートロックの種類によって異なる
電気トラブルによる停電でオートロックが作動しなくなっても、災害時に逃げられなくなるなどの事態を防ぐため、手動で開けられるように作られています。
停電時の対応はオートロックの種類によって異なり、電気が来なくなると自動的に解錠されるタイプ、自動的に施錠されるタイプ、停電する直前の状態が保持されるタイプがあります。
良くみられるのが、電気が来なくなると自動的に解錠されるタイプで、停電になっても手動でドアを開けて外に出られるので安心です。
電気が来なくなると自動的に施錠されるタイプは、セキュリティ面は安心ですが、一刻も早く避難したいときには少し面倒です。
しかし、自動的に施錠されていても、内側からハンドルなどで解錠できるものがほとんどなので、事前に確認しておきましょう。
停電する直前の状態が保持されるタイプでは、停電するまえに施錠されていれば施錠されたままとなるため、手動で開ける必要があります。
電気トラブル時のオートロックの注意点
電気トラブルで停電になったとき、カードキーを使用するタイプでは解錠できないケースがあります。
カードキーだけでなく通常の鍵も使用できるものが一般的なので、緊急時には鍵を使用できるようにしておくと安心です。
また、停電時にオートロックが自動的に解錠になると、外から入居者以外の人が自由に入れるようになるため、泥棒に注意が必要です。
戸締りはしっかりとおこない、むやみにドアを開けないようにしましょう。
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まとめ
賃貸物件の電気トラブルの原因には、自然災害、アンペア数の超過、漏電があります。
電気トラブルが発生したときの対処法は、管理人に連絡する、ブレーカーを確認する、アンペア数の増加を検討するなどです。
賃貸物件で電気トラブルが発生したらオートロックは作動しなくなりますが、オートロックの種類によって自動的に解錠されるタイプや施錠されるタイプがあります。
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軽井沢商事株式会社
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