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賃貸のエアコン故障について!確認すべきポイントや修理費用の負担も解説

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賃貸のエアコン故障について!確認すべきポイントや修理費用の負担も解説

賃貸物件でエアコンが故障した際は、リモコンや霜取り運転をチェックして解決できる場合があります。
修理費用の負担はエアコンの設置形態によって異なるため、契約内容を把握することが大切です。
この記事では、故障時の確認方法や費用負担の考え方、故障を防ぐ使い方について解説します。

賃貸物件でエアコンが故障したと思ったときに確認すべきポイント

賃貸物件でエアコンが故障したと思ったときに確認すべきポイント

賃貸物件でエアコンが故障したと感じたら、まず自身で確認できるポイントをチェックしてみましょう。
意外に簡単な原因がある場合もあり、修理が不要となることがあります。
また、ブレーカーが落ちていないかやコンセントの差し込みがしっかりと行われているかを確認することも大切です。
簡単な見落としによって運転が再開しないケースもあるため、落ち着いて状況を整理してから次の手順に進みましょう。

リモコン

エアコンが反応しない場合、まずリモコンの電池を確認してください。
新しい電池に交換しても動作しない場合は、エアコン本体の操作ボタンで確認してみましょう。
リモコンの赤外線部分が汚れていると信号の送受信ができないため、柔らかい布で拭き取ってください。
リモコンの故障が疑われる場合は、製造元の取扱説明書やメーカーのサポート窓口を確認することを検討してください。
汎用リモコンを使用している場合、機種によって対応状況が異なるため、動作確認や設定方法を見直すことが重要です。
また、リモコンが複数台ある場合、同一周波数の他の家電製品と干渉することがあります。
たとえば、テレビや照明のリモコンがエアコンに誤作動を起こす場合があるため、注意が必要です。
電池交換時には、極性を間違えないよう十分に注意してください。

霜取り

冬場に暖房運転中、エアコンが急に停止したように見える場合、これは「霜取り運転」がおこなわれているためです。
室外機に付着した霜を溶かすために、自動的に運転が停止し、通常10~20分程度で再開します。
室内機から風が出なくても故障ではないので、しばらく様子を見てください。
霜取り運転の頻度が高いと感じる場合は、フィルターの汚れや設定温度を見直してください。
問題が解決しない場合は、管理会社や大家さんに相談し、専門家による点検を受けるようにしましょう。
外気温が低い地域では、霜取り運転が頻繁におこなわれる可能性が高く、室外機の設置場所によっては雪や氷が溜まりやすいことがあります。
こうした環境下で霜取りを減らすためには、室外機周辺の除雪や通気スペースの確保が効果的です。
また、室外機周辺に積雪がある場合は定期的に除雪を行うことで、霜取り運転の回数を抑えることができます。
積雪が多い地域では、霜や雪が熱交換器の効率を著しく低下させる原因となるため、注意深い点検が望まれます。

賃貸物件でエアコンが故障したときの費用負担について

賃貸物件でエアコンが故障したときの費用負担について

賃貸物件でエアコンが故障したときの修理費用は、エアコンの設置形態や故障原因で異なります。
たとえば室内機の基板交換や冷媒ガス漏れの修理など、原因や症状によって数千円から数万円かかることもあります。
費用負担の前に故障原因を正確に把握するため、まずは業者による見積もりや点検結果を確認することが重要です。

備え付け

賃貸物件に最初から設置されているエアコンは「設備」として扱われ、通常の使用や経年劣化による故障については、貸主が修理費を負担するのが一般的です。
ただし、借主の過失が原因で故障した場合は、修理費用が借主の負担となるため、まずは管理会社や大家さんに相談することが重要になります。
たとえば、フィルターを長期間放置し、著しいホコリの詰まりが発生して故障した場合などは、借主負担となる典型的な例です。
また、タバコのヤニによる内部汚損が原因で機器が故障した場合も、過失とみなされる可能性があります。
経年劣化と判断されるかどうかは専門業者の診断結果によって異なるため、複数の業者の意見を参考にすることも有効です。

残置物自己負担

前の入居者が残していったエアコンは「残置物」と呼ばれ、所有権が貸主に移っていない場合が多いです。
この残置物を利用する場合、修理や交換費用は借主の負担となることが一般的です。
入居時にエアコンが設備か残置物かを確認し、契約書や特約の内容をしっかり把握しておきましょう。
なお、残置物であっても契約書に特別な記載がある場合、オーナーが一部費用を負担することがあります。
実際に契約を交わす際には、エアコンに関連する特約の有無を仲介業者に確認することで、トラブルを避けやすくなるでしょう。
もし、残置物であるエアコンが古い機種の場合、部品の生産が終了していることがあり、その場合は修理よりも交換を検討することが考えられます。

管理を怠る

エアコンの管理を怠ると、フィルターの汚れや室外機周辺の通風不良が原因で故障する可能性があります。
小さな不具合を放置すると修理費用が増大する場合もあるため、異常を感じたら早めに相談することが重要です。
室外機周辺に物を積み上げないようにし、風の通り道を確保することで、熱交換効率の低下を防ぐことができます。
また、室外機の配管やホースに亀裂がないか定期的に目視で点検しておくと、早期発見につながります。
万が一、室外機周辺で水漏れや配管の亀裂を見つけた場合は、速やかに専門業者に報告し、修理を依頼することで事故を防ぐことが可能です。

エアコンが故障しにくい使い方

エアコンが故障しにくい使い方

エアコンを長持ちさせるには、正しい使い方と定期的なメンテナンスが必要です。
少しの気配りで機器に負担をかけず、電気代の節約にもつながるため、日頃から正しい操作を意識しておくことが大切です。
また、使い方だけでなく、室内外の温度差が大きすぎないよう日射対策を工夫することもエアコンの寿命を延ばす一助となります。

設定温度

エアコンの設定温度は、冷房時は26度前後、暖房時は20度前後を目安にし、急激な温度変化を避けることが大切です。
自動運転モードを活用すると、無駄な消費を抑えながら室温を一定に保つことができます。
冷房時は、外出先から帰宅した直後などに極端に低い温度を設定しがちですが、急激に設定温度を下げると消費電力が急増する原因になります。
可能であれば、扇風機やサーキュレーターと併用して、冷暖房効率を高める工夫を取り入れてみましょう。
また、室温計を別途用意して正確な室温を把握し、実際の温度と設定温度に乖離がないか定期的に確認する習慣も役立ちます。

フィルター掃除

フィルターが汚れると空気の流れが悪くなり、効率が低下します。
2週間に一度を目安に掃除機や水洗いでホコリを取り除き、よく乾かしてから取り付けましょう。
フィルター以外にも、熱交換器や送風ファンに埃が溜まりやすい場合がありますが、内部の清掃が必要な場合は専門業者によるクリーニングが望ましいです。
必要に応じて、エアコン内部のプロ洗浄サービスを利用することで、より快適な空気環境を維持できます。
また、ペットを飼っている家庭では抜け毛によりフィルターやファンが詰まるリスクが高まるため、掃除の頻度を上げることが重要です。

慣らし運転

長期間使用しない時期でも、月に一度は冷房モードで10分程度動かす「慣らし運転」をおこないましょう。
部品の劣化を防ぎ、異常があれば早期に発見できます。
定期的な起動によって、冷媒の循環がスムーズになり、モーターやファンの動作不良を起こしにくくなります。
とくに梅雨明け直後などはカビや雑菌の繁殖が気になる時期であるため、早めの点検を兼ねて慣らし運転を実施すると安心です。
慣らし運転をおこなう際には、室外機周辺に障害物がないか再度点検することで、運転中のトラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

賃貸物件でエアコンが故障した場合、リモコンや霜取り運転を確認し、取扱説明書を参照することで解決できるケースがあります。
修理費用の負担はエアコンの設置形態や管理状況によって異なるため、契約内容を事前に確認することが大切です。
正しい設定温度と定期的なメンテナンスで故障を防ぎ、快適な室内環境を保ちましょう。


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