はじめは一人暮らしのために賃貸物件を借りたものの、あとからパートナーとの同居を始める方もいます。
しかし、大家さんに無断で同居を始めるのは契約違反になる可能性があり、望ましくありません。
今回は、賃貸物件での同居がばれるきっかけやなぜ無断で同居してはいけないのか、同居がばれるとどうなるのかについてご紹介します。
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賃貸物件での同居がばれるきっかけ
賃貸物件で無断で同居を始めると、隠しているつもりでも、些細なきっかけでばれることがあります。
なぜなら、大家さんや管理会社は入居者が契約して入居したらそのまま放置しているわけではなく、日々管理のために賃貸物件でさまざまな活動をおこなっているからです。
管理のための巡回がきっかけでばれる
賃貸物件での同居がばれるきっかけは、大家さんや管理会社による賃貸物件の巡回です。
大家さんや管理会社は、経営・管理している賃貸物件でのトラブルを未然に防ぐために、どの部屋にどのような方が住んでいるのかを把握するようにしています。
そのため、定期的に賃貸物件を巡回しており、そのときに鉢合わせたり荷物が増えていたりするのを見られたのがきっかけで同居がばれるのです。
ほかの住民からの苦情がきっかけでばれる
同じ賃貸物件に住んでいるほかの部屋の住民の方が、大家さんや管理会社に苦情を入れることがきっかけで同居がばれることもあります。
2人以上で生活していると、一人暮らしよりも生活音が増え話し声も発生するでしょう。
住民の方のなかには、そういった生活音や話し声に対して不満を抱く方もいます。
「あの部屋から毎晩話し声がする」といった苦情が入ったときに、本来一人暮らしのはずの部屋であれば無断での同居を疑われるのです。
郵便物がきっかけでばれる
賃貸物件での同居は、毎日届く郵便物がきっかけでばれることがあります。
物件によっては、ポストに入居者の氏名が書かれていることがありますが、契約者の氏名しか書かれていないため同居人の名前はありません。
配達員の方は誤配送を防ぐため、氏名と宛先が違うときは大家さんや管理会社まで該当の方が住んでいるか問い合わせる可能性があります。
そのときに、本来住んでいないはずの方に関する問い合わせが行くと、同居がばれてしまうのです。
また、部屋の前に直接荷物が置かれる置き配でも、宛名と入居者の名称が異なると同居がばれるきっかけになります。
こうしたきっかけから、無断での同居はばれる可能性が高く、隠しとおすことは難しいです。
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賃貸物件ではなぜ無断で同居してはいけないのか
賃貸物件で許可なく同居してはいけない理由は、無断での同居ではトラブルが発生する可能性があるためです。
そもそも、最初に「一人暮らしをする」条件で契約を結んでいるにもかかわらず、無断でその条件を変更するのは契約違反にあたります。
大家さんとしても、無断で条件を変更して、契約に違反するような入居者を信頼するのは難しいでしょう。
大家さんが入居者の情報を把握できなくなる
そもそも、大家さんが無断での同居を嫌がる理由は、賃貸物件の入居者を把握しにくくなるためです。
入居者の情報を把握できていないと、その物件がどのように使われているかが分かりにくくなります。
なかには、借りている物件を別の方に貸す「又貸し」をおこなう方もおり、家賃の支払いでトラブルになることも考えられます。
貸している物件が犯罪に使われる可能性もあるため、大家さんとしては誰が住んでいるのかを把握しておく必要があるのです。
騒音トラブルになる可能性がある
なぜ賃貸物件での無断同居が嫌がられるのかについては、騒音トラブルになる可能性が挙げられるでしょう。
一人暮らし用として借りる賃貸物件は、防音設備についても、一人暮らし前提でつくられているところがほとんどです。
なぜなら、防音設備を充実させようとすればするほど、建築コストがかかるからです。
そのため、同居によって人数が増えると生活音が2倍になり、周囲に音が響きやすくなります。
話し声が周囲に漏れ、それが原因でほかの住民と騒音トラブルになることもあり、大家さんのもとにクレームが入りやすくなるのです。
トラブルが多い物件は空室率が高くなるリスクがあるため、大家さんとしては無断での同居は歓迎できません。
部屋の劣化が進む可能性がある
さらに、部屋の劣化が進みやすいといった理由も挙げられます。
給湯器やトイレ、お風呂など部屋の設備は、使用頻度が高くなるほど壊れやすいです。
2人で生活すると、設備の使用頻度は単純に一人暮らしの2倍になります。
さらに、一人暮らし向けの物件は2人で住むことを想定していないため、空間が狭くなりがちです。
その結果、部屋の汚れや破損のリスクが高まり、大家さんは退去時の原状回復費用の増加を懸念します。
こうした部屋の劣化を防ぐため、事前の許可があっても2人以上の入居を禁止している物件もあります。
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賃貸物件での同居がばれるとどうなるのか
前述のように、賃貸物件で大家さんに許可を得ずに同居する行為は、契約違反にあたります。
そのため、無断同居がばれるとさまざまなペナルティが発生する可能性が高いです。
入居者側の契約違反が原因のケースでは、本来であれば通らないような大家さん側の要求も通る可能性があります。
同居がばれると退去になる可能性がある
大家さんに無断での同居がばれると、退去を求められる可能性があります。
通常であれば、賃貸物件では入居者の方の権利のほうが強く、大家さん側に正当な事由がなければ退去の勧告はできません。
しかし、大家さんに無断で同居人を増やす行為は、賃貸借契約に対する契約違反です。
入居者側の契約違反による退去勧告は、正当な事由にあたるため、入居者の方は従わなければなりません。
また、契約違反にあたるからには違約金を請求される可能性があり、余計な出費が生まれる可能性があります。
警告を無視していると更新を拒否される
無断で同居していることがばれると、まずは大家さんや管理会社から同居を解消するよう警告が届きます。
警告に従って同居を解消すれば、大事にはならない可能性もありますが、無視して同居を続けているとその次の更新手続きを拒否される可能性が高いです。
通常、普通借家契約を結んでいれば、契約を更新する限りは同じ物件に住み続けられます。
しかし、入居者の方が契約違反をしていると、大家さん側から契約の更新を断られることがあるのです。
契約の更新を断られると、期間が満了した時点でその契約は終了になります。
そのため、該当の物件を退去しなければならず、新しい物件を探して引っ越さなければなりません。
嘘の申告をすると契約を解除される
最初から同居するつもりにもかかわらず、一人暮らしとして嘘の申告をすると、契約を解除される可能性があります。
このような行為は、虚偽申告と呼ばれる行為に該当するためです。
虚偽申告は、契約の信頼を揺らがす行為であるため、契約解除の要件を満たします。
そのため、嘘を申告したことが発覚した段階で賃貸借契約を解除され、契約が白紙に戻る可能性があるのです。
一度そのような形で契約が解除になってしまうと、大家さんとしても入居者の方を信用できなくなります。
そのため、どんなに気に入った物件であっても、同じ大家さんと契約するのは難しくなるでしょう。
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まとめ
賃貸物件では無断で同居していると、大家さんの巡回や郵便物などをきっかけにばれてしまいます。
大家さんが無断での同居を嫌がるのは、物件が犯罪に利用されたり、騒音トラブルが発生したりするリスクを避けるためです。
無断で同居していることがばれると退去になる可能性もあるため、事前に許可を取るようにしましょう。
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