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車庫証明が取れない3つのケースとは?取り方の流れも解説

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車庫証明が取れない3つのケースとは?取り方の流れも解説

新居に引っ越しをする場合に必要な手続きはいくつかありますが、車を所有している方が忘れてはならないのが車庫証明の取得です。
しかし、「車庫証明とは?」「車庫証明が取れない場合はどうすれば良い?」など、車庫証明に関する悩みを抱えている方も多いでしょう。
今回は、車庫証明とは何か、車庫証明が取れないケースや取り方について解説します。

車庫証明とは何か

車庫証明とは何か

引っ越し先でも車を所有する場合は、新しく車庫証明を取得しなければなりません。
都市部では、駐車スペースが限られているので、早めに駐車スペースを確保して、車庫証明を取得するための準備を進める必要があります。
まずは、車庫証明とは何か、車庫証明の概要を確認しておきましょう。

車庫証明の正式名称は「自動車保管場所証明書」

一般的に使われる「車庫証明」は通称であり、正式名称は「自動車保管場所証明書」です。
車庫証明の取得は、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」、いわゆる車庫法によって義務付けられています。
その目的は、自動車を公道や他人の敷地で保管するといった、違法駐車を防ぐことです。
そのため、車と一緒に新居へ引っ越しをする場合や新しく車を購入した場合は、警察に車庫証明を提出して許可を得なければなりません。

車庫証明は保管場所が確保されていることを示す書類

車庫証明は、自動車の適切な保管場所を確保していることを証明するために用いる公的な書類です。
引っ越したにもかかわらず車庫証明を取得しなかった場合は、車両の登録や継続的な使用ができなくなるおそれがあるため、自動車の保管場所が変わる場合は早めに車庫証明を取りましょう。
なお、車庫を変更した場合は、その日から15日以内に再申請をおこなう必要があり、所定の手数料も発生します。

自宅から2km以内の保管場所を確保する必要がある

自動車の保管場所は、どこでも良いわけではなく、自宅から2km以内の保管場所を確保しなければなりません。
これは、自動車を適切な場所で管理するために設けられたルールであり、自宅から2km以上離れた保管場所を指定すると、車庫証明が取れないので注意しましょう。
自宅からできるだけ近い場所に保管場所を確保できれば、自動車の利便性が向上するため、引っ越し後の生活がより快適になります。

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車庫証明が取れないケースとは

車庫証明が取れないケースとは

先述したとおり、自動車を新しく購入したり、引っ越し先から近い場所に設置場所を変更したりする場合は、警察署で車庫証明を取る必要があります。
しかし、何らかの事情により車庫証明を取れないケースもあるため、万一に備えて対策を立てることが重要です。
ここでは、よくある車庫証明が取れないケースについて、3つの例を挙げて解説します。

車庫証明が取れないケース①:誤字がある

車庫証明が取れないケースとして多いのが、警察署に届け出る申請書類に誤字がある場合です。
届け出を受けた警察署の担当者は、提出された書類の内容を細かく確認し、自動車の情報や住所などに誤字がないかを審査します。
とくに、申請者の氏名や住所、自動車の登録情報は正確に記載しなければならず、誤字がある場合は申請が認められません。
そのため、誤字や脱字が理由で車庫証明が取れないということが無いように、書類を提出する前に記載内容を確認しなおして、ミスがないかをチェックしましょう。

車庫証明が取れないケース②:記載漏れがある

車庫証明の申請書類の必要事項に記載漏れがある場合は、不完全な書類とみなされて受理されず、車庫証明が取れない場合があります。
たとえば、自動車を使用する人物や保管場所といった項目は記載漏れが許されないため、書類を提出する前に誤字・脱字とともに記載漏れがないかを確認しましょう。
また、保管場所として利用する駐車場オーナーの署名や車の形式、ナンバーといった情報に記載漏れがある状態で書類を提出してしまうことも珍しくありません。
そして、別車両の情報が登録済みの駐車場を保管場所として利用する場合は、前車の情報も記入する必要があるため、記載内容を細かく確認することが大切です。

車庫証明が取れないケース③:保管場所が適切ではない

自動車の保管場所として指定した場所が不適切とみなされた場合も、車庫証明が取れないため注意しましょう。
先述したように、自動車の保管場所として指定する駐車場などは、原則として自宅から2km以内になければなりません。
それにくわえて、申請した自動車の一部が保管場所から道路に飛び出していたり、自動車を十分に収容できない省スペースの駐車場を利用したりする場合は、車庫証明が取れない可能性が高いです。
保管場所の問題によって車庫証明が取れない場合は、自宅の近隣にある月極駐車場を利用するなどして、警察署から適切と判断されるスペースに自動車を保管しましょう。

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車庫証明の取り方について

車庫証明の取り方について

車庫証明の申請が初めての方は、車庫証明の取り方がわからずに悩んでいるのではないでしょうか。
そんな方は、申請までの流れを知っておくと、スムーズに車庫証明を取得できるでしょう。
ここでは、車庫証明の取り方を3つのステップに分けて、それぞれのポイントを解説します。

車庫証明の取り方①:警察署で書類を受け取る

車庫証明を取得する場合は、いくつかの書類が必要ですが、必要書類は地域を管轄する警察署で受け取れます。
地域によっては、警察のウェブサイトから必要書類をダウンロードできるため、窓口に出向く時間を確保できない場合は、ウェブサイトにアクセスして書類の取得を試みましょう。
取得が必要な書類は、「申請書」と「保管場所標章交付申請書」の2つです。
先述したように、書類に誤字や脱字、記入漏れといった不備がある場合は、車庫証明が取れないため、記入ミスがないかを確認しながら書類を作成しましょう。

車庫証明の取り方②:必要な書類を提出する

警察署に車庫証明の申請をおこなう場合は、先述した「申請書」と「保管場所標章交付申請書」にくわえて、「保管場所の設置図」や「所在図」の提出が必要です。
また、賃貸物件の車庫を保管場所として指定する場合は、「保管場所使用承諾証明書」を追加する必要があります。
これらの書類にも、誤字・脱字・記入漏れといったミスは許されないため、車検証や賃貸駐車場契約書といった書類を見ながら、丁寧かつ正確に情報を記入しましょう。

車庫証明の取り方③:標章交付手数料を支払う

ここまでにご紹介した書類をすべてそろえたら、管轄する警察署に出向き、担当窓口で車庫証明の申請をおこないます。
その申請時には、標章交付手数料が発生するため、警察署内で購入する収入印紙を貼り付けて納付しましょう。
標章交付手数料は、地域によって異なる場合がありますが、目安は2,000円~3,000円です。
申請が受理された場合、数日から1週間程度で車庫証明と標章が交付されるため、交付日以降に申請をおこなった警察署に出向いて受け取りましょう。
なお、書類に不備があるなどの理由で車庫証明を取れない場合は、警察署と連絡をとり、担当者の指示を仰ぎましょう。

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まとめ

車庫証明とは、自動車の保管場所を証明するための書類であり、正式名称は自動車保管場所証明書です。
もし、申請書に誤字や記載漏れがあったり、保管場所が適切でなかったりすると、車庫証明を取れない場合があるので注意しなくてはなりません。
そして、車庫証明の基本的な取得方法は、警察署で必要書類を取得し、標章交付手数料を支払うという流れです。


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