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賃貸物件のお部屋探しの流れとは?3つのポイントごとに解説

カテゴリ:お部屋探し

賃貸物件のお部屋探しの流れとは?3つのポイントにごとに解説

はじめて賃貸物件に入居する方のなかには、何から始めれば良いかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
賃貸物件への入居は、どのようにお部屋探しをすれば良いのか、まず基本的な流れを把握しておくと、スムーズです。
そこで今回は、賃貸物件のお部屋探しの流れを3つに分け、その内容やポイントをについて解説します。

賃貸物件のお部屋探しの流れ1:条件を決める

賃貸物件のお部屋探しの流れ1:条件を決める

賃貸物件のお部屋探しの流れは、希望条件を決めることから始まります。
どのような物件に住みたいのか、まずはご自身で生活をイメージしながら条件を絞ってきましょう。
賃貸物件の希望条件を決めるうえで多くの方が注目するのは、主に以下の3つです。

●広さや間取り
●エリア(駅からの距離)
●家賃


それぞれの条件を決めるうえで、押さえておきたいポイントについて解説します。

広さや間取り

賃貸物件にはさまざまな間取りがあります。
居室をいくつ確保したいか、リビングは必要かなど、借主の家族構成やライフスタイルによって、住み心地の良い広さや間取りは異なります。
たとえば、ワンルームや1DKの間取りは、単身者やカップル向けです。
リビングがほしい方は、1LDKを探すと良いでしょう。
ファミリー層は、子どもの人数に合わせて居室を確保したい方が多いため、居室が複数ある2LDKや3LDKの間取りタイプを選ぶ方がほとんどです。
最近はリモートワークをされる方も増えており、仕事部屋がほしいというケースも珍しくありません。

エリア(駅からの距離)

どのあたりに住みたいかという立地条件も重視する方が多いです。
通勤・通学で電車を利用する方は、駅から近いほうが便利です。
また、駅周辺は、買い物ができる施設や、役場、病院などが集まっていることが多く、生活の利便性も高くなります。
ただし、駅周辺は人の往来が多く、夜遅くまで騒がしいなど、治安面が不安だという方も少なくありません。
たとえば、子どもがいるファミリー層は、駅周辺より学校に近いエリアや、静かな郊外を選ぶケースもあります。
エリアを選ぶ際には、家族構成や通勤・通学のしやすさなどを考慮し、生活しやすい立地を選択すると良いでしょう。

家賃

賃貸物件に入居すると、毎月家賃を支払わなければなりません。
生活しやすいエリアで気に入った間取りの物件が見つかっても、家賃が予算をオーバーしている場合は、再検討する必要があります。
したがって、お部屋選びの際には、家賃の上限も条件に入れて検索することが大切です。
どれくらいの家賃なら無理なく支払えるのか、生活費をしっかり計算して家賃の上限を決めましょう。
そのほか、ほしい設備や築年数など、条件を細かく設定すれば、より希望に近い物件を絞れます。
設定した家賃の上限で希望する物件が見つからない場合は、少し条件を緩和してみください。

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賃貸物件のお部屋探しの流れ2:内見する

賃貸物件のお部屋探しの流れ2:内見する

賃貸物件の情報だけを見て物件を選ぶと、あとで「イメージと違った」といったことになりかねません。
そこで次に、賃貸物件を内見するまでの流れとポイントについて解説します。
気に入った賃貸物件が見つかったら、次のような流れで進めましょう。

不動産会社に問い合わせる

インターネットや不動産情報誌などで見つけた物件の場合は、その情報を掲載している不動産会社に連絡し、状況を問い合わせてみましょう。
内見を希望する場合は、日時を予約し、不動産会社の窓口に出向きます。
そのとき、ほかの類似物件もご紹介できる場合があるため、希望条件を担当者に伝えましょう。
連絡せずに不動産会社に訪れた場合、予約の状況によっては、待ち時間が長くなったり、ご案内に十分な時間をとれないこともあります。
したがって、不動産会社の窓口で直接お部屋選びの相談をしたい方や、内見したい場合は、事前に予約することをおすすめします。

複数の物件を内見する

不動産会社の担当者と一緒に、実際に現地に出向いて、物件を内見します。
このとき、時間に余裕があれば、類似物件を複数ピックアップし、内見したうえで比較することが大切です。
内見時には、以下のような箇所をしっかりチェックしましょう。

●日当たり
●防音性
●水回りの設備
●インターネット環境
●収納
●共用部分


上記のような箇所は、住み心地に直接影響します。
たとえば、防音性が低いと、隣や階下の部屋に生活音が響き、あとで隣人とトラブルになる恐れがあります。
また、最近はインターネット環境が整っている物件がほとんどですが、通信速度が遅いと、リモートワークに支障が出たり、動画が視聴できなかったりとストレスになるでしょう。
賃貸物件は1つの建物のなかで、他人と共同生活をすることになります。
エントランスや廊下、エレベーターなど、ほかの住人と共用する部分の状態もチェックしておくことが大切です。
たとえば、共用部分が汚かったり、電球が切れていたりなど、管理がなされていないような物件は避けたほうが良いでしょう。
条件にぴったり合う物件にはなかなか出会えない
賃貸物件のお部屋探しをするにあたって、希望条件をたくさん挙げても、入居したい期限までに、その条件にぴったり合う物件に出会えるかどうかはわかりません。
条件が多ければ多いほど、理想の物件になかなか出会えない可能性が高まります。
したがって、希望条件を決める際には、「譲れないもの」と「あれば良いもの」に分け、優先順位をつけてお部屋探しをすると良いでしょう。

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賃貸物件のお部屋探しの流れ3:賃貸借契約を結ぶ

賃貸物件のお部屋探しの流れ3:賃貸借契約を結ぶ

物件が決まったら、実際に入居するまでにいくつか手続きが必要です。
そこで最後に、賃貸物件の申し込みから契約を結ぶまでの流れについて解説します。
入居したい物件を決めたあとは、以下のような流れで手続きを進めます。

入居の申し込みをする

希望する物件の契約条件などを確認し、内容に納得したうえで、入居の申し込みをします。
このとき、交渉したいことがあれば相談してみましょう。
入居申し込みの際には、本人確認書類や申込金が必要です。
申し込みをしたあとはキャンセルできないため、慎重に検討しましょう。

入居審査を受ける

賃貸物件に入居するためには、入居審査にとおらなければなりません。
入居審査では、安心して貸せる人物かどうかと、家賃の支払いに不安がないかを重点的に審査します。
たとえば、収入に対して家賃が高かったり、過去に支払いを滞納していると、審査にとおらない可能性があります。

賃貸借契約を結ぶ

入居審査に無事とおったら、賃貸借契約を結ぶ流れになります。
契約を結ぶ前に、不動産会社の担当者が、重要事項説明をおこないます。
重要事項説明とは、契約の内容や特約事項など、契約に関する重要な事項を、宅地建物取引士が説明することです。
たとえば、内見時に聞いていたことと内容が異なっていたり、内容がわかりにくかったりした場合は、重要事項説明のときにしっかり確認したうえで契約を結びましょう。
契約書と重要事項説明書の内容に疑問点などがなければ、それぞれに署名・捺印をして契約完了です。

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まとめ

賃貸物件に入居する際には、物件の間取りや広さ、立地、家賃など、希望条件をしっかりまとめたうえでお部屋探しをすると、スムーズに物件情報を検索できます。
物件が決まったら、実際の状況を確認するために、現地に訪れて内見することが大切です。
契約に関して不安なことや、疑問点があれば、重要事項説明を受ける際にしっかり確認し、納得したうえで賃貸借契約を結ぶようにしましょう。


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