
賃貸管理で虫が発生したときの対処法や駆除費用の負担について
賃貸物件を管理していると、さまざまなトラブルが起こりますが、
虫の発生もその一つです。
特に、築年数が古い物件だとゴキブリやダニなどの虫が大量発生することもあるため、
管理者としてどう対処すべきか知っておかなければなりません。
今回は、賃貸物件で虫が発生した場合の駆除費用について、
そして、虫の対処法についてもご紹介します。
賃貸物件で虫が発生したときは管理者が駆除費用を負担するのか?
業者に依頼して虫を駆除する場合は、もちろんお金がかかります。
賃貸物件の場合、誰が駆除費用を負担するのかでトラブルになることも多いため、
きちんと把握しておかなければなりません。
基本的に、入居者の生活の仕方に問題があった場合は、
入居者本人が費用を出すことになります。
たとえば「ゴミを長期間置きっぱなしにしていた」「結露を拭かずに放置していた」
「まったく換気をしていなかった」というような例です。
入居者には「善管注意義務」があり、虫が発生したということは、
この義務に違反したとみなされてしまいます。
ただし、梅雨時期などは気をつけていても虫の発生確率が高くなるため、
判断が難しい部分もあるということを覚えておきましょう。
一方、建物が要因の場合、駆除費用を出すのは管理者です。
建物の防水性が低下して雨水が浸入したことや配管からの水漏れなど、
入居者が気をつけようのないことが原因になっている場合もあるため、
入居者に責任を押し付けるようなことは決してしないようにしてください。
賃貸物件で虫が発生した場合の管理者の対処法
入居者から虫の発生を報告されたとき、
まずはどんな種類の虫なのかを確認しましょう。
これは、発生要因を特定し、対処法を決めるためにも重要なことです。
次に、虫が発生したのはその一室だけなのか、ほかの部屋も同様なのかを確認します。
ほかの部屋も同じような状況の場合は、入居者に問題があるとは考えにくく、
建物に原因があることを疑うべきです。
対処法としては、まず殺虫剤を使った駆除を試みます。
入居者責任の場合は入居者が自分でおこなうのが一般的ですが、
管理者も協力するのが望ましいでしょう。
殺虫剤は卵の状態だと効かない場合もあるため、
2週間ほどたってからもう一度使用するとより効果的です。
殺虫剤で十分な効果がなければ、駆除業者に依頼してください。
その場合は事前に見積もりをとり、どのくらいの
費用負担になるのかを明確にしておきましょう。


