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軽井沢町の「セゾン現代美術館」はどんな所?概要とおすすめの展示をご紹介

カテゴリ:おすすめスポット

軽井沢町の「セゾン現代美術館」はどんな所?概要とおすすめの展示をご紹介

新しい街での暮らしを考える際、物件の間取りや立地条件などはもちろん、周辺の環境についてもチェックしておきたいという方も多いのではないでしょうか。
日常から離れてゆっくりと楽しめる場所が自宅の周辺にあれば、新生活も楽しみになりますよね。
そこで今回は、長野県の軽井沢町にある「セゾン現代美術館」の概要や展示されている美術品、館内にあるお店についてご紹介します。
軽井沢町にお引っ越しをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」の概要

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」の概要

軽井沢町といえば有名な避暑地というイメージがありますが、近年は自然のなかでアクティビティを楽しんだり、ショッピングを楽しんだりと、人気の観光スポットになっています。
東京都心からの交通アクセスも良いことから、春から秋にかけては多くの方が訪れ、思い思いの過ごし方をして休日を楽しんでいます。
今回ご紹介するセゾン現代美術館は、軽井沢の美しい自然のなかに佇む美術館です。
数多くの展示品や自然豊かな庭園、おしゃれなお店など、ご紹介したい見どころはたくさんありますが、まずはセゾン現代美術館の概要についてチェックしておきましょう。

セゾン現代美術館とは

セゾン現代美術館は、20世紀前半の巨匠の作品から現在活躍中の若手作家の作品まで、国内外の美術品を幅広く収集・展示する美術館です。
「自然と共生する美術館」をコンセプトに、軽井沢の自然に溶け込むように設計されています。
風景と芸術作品が一体となった空間は、都会の美術館とは異なる趣があります。
軽井沢の喧騒から離れた場所にあり、自然を感じながら現代アートを楽しむことができるスポットです。

セゾン現代美術館の沿革

セゾン現代美術館の前身は、西武グループの創業者である故堤康次郎氏が収集した美術品の保存と公開を目的に、1962年に高輪プリンスホテル内に開館した高輪美術館です。
そのあと、「現代美術」を対象に、1981年に軽井沢に新築移転しました。
このとき、開館記念展として「マルセル・デュシャン」展が開催されました。
1990年には、大規模なマン・レイの個展が開催され、開館10周年となる1991年に「セゾン現代美術館」と改称し、現在に至ります。
なお、開館から40年以上が経過し、建物が老朽化したため、改修工事を実施するために2023年11月1日から2026年4月まで長期休館中です。

●所在地:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140
●開館時間:10時~18時(長期休館中)
●休館日:木曜日
●アクセス方法:北陸新幹線「軽井沢駅」より草津温泉行きのバス乗車、「軽井沢千ヶ滝温泉入口」バス停より徒歩約7分
●駐車場:あり(30台)

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」の展示

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」の展示

軽井沢町のおすすめスポット「セゾン現代美術館」は、現在長期閉館中であることを前章で解説しましたが、雪が解けて春になることには再開する予定です。
再開後に訪れる際には、どのような作品が展示されているのか事前にチェックしておくと、見学しやすいでしょう。
そこで次に、「セゾン現代美術館」がどのような美術館なのか、展示品や自然環境など見どころについて解説します。

セゾン現代美術館のコレクション

セゾン現代美術館のコレクションは約800点にのぼります。
戦後のアメリカ現代美術を一つの軸として、戦中および戦後にアメリカに渡ったヨーロッパの芸術家の作品や、戦後の日本の現代美術がコレクションの中心です。
絵画だけでなく、オブジェや写真、版画などもコレクションに含まれています。
展示は、国内外の現代美術によるコレクションを展示する常設展と、年に2回開催される企画展があります。
有名な作品が多いため、美術の教科書で見たことがある作品もあるかもしれません。
廃材のタイヤや鍋などを使ったアートを展示した企画展も好評を博しました。

自然との共生

セゾン現代美術館の見どころは、コレクションの展示だけではありません。
彫刻作品を巡る回遊式の庭園も、セゾン現代美術館の魅力の一つです。エントランスから進むと、彫刻家によって作られた庭園が広がります。
森の中に作られた庭園は、軽井沢の陽射しや小川のせせらぎ、美しい苔、四季折々に変化する木々の緑や紅に包まれた空間です。
庭の各所にアート作品が展示されており、自然とアートが一体化した美しい空間となっています。
森林浴をしながら、宝探しのようにアート作品を探して散策するのも楽しめます。
晴れた日には清々しい空気に包まれた庭園を、雨の日にはしっとりと濡れた木々の美しさを感じることができ、何度も訪れたくなる場所です。
軽井沢のおしゃれなショップを巡ったり、食べ歩きを楽しんだりするのも素敵です。
しかし、ぜひセゾン現代美術館を訪れて、静寂に包まれた森の美しさと現代アートを鑑賞してみてください。

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」にあるお店

軽井沢町にある「セゾン現代美術館」にあるお店

セゾン現代美術館で現代アートや森林浴を楽しんだあとは、館内にあるグッズを販売しているお店やおしゃれなカフェでのんびり過ごすのもおすすめです。
そこで最後に、セゾン現代美術館にあるお店をご紹介します。

セゾンアートショップ

セゾンアートショップでは、セゾン現代美術館のコレクションやアーティストに関連する商品を展示・販売しています。
個性的なデザインのアクセサリーや展覧会関連のグッズなど、美術館ならではの作品やアイテムを豊富に取り揃えています。
ぜひ手に取って、お気に入りを見つけてください。
旅の思い出や、おしゃれなお土産にもおすすめです。

カフェ・ヤマアラシ

セゾン現代美術館には、おしゃれなカフェ「カフェ・ヤマアラシ」が併設されています。
店内を囲む本棚には、セゾン現代美術館に関連する書籍や、芸術、自然、民俗歴史、自然科学などさまざまなジャンルの書籍が並んでいます。
地元のオーガニック食材を活かしたオリジナルメニューが充実しており、シンプルで本格的な料理が人気です。
おすすめのメニューは、シェフの自信作「本格四川麻婆」です。
ヤマアラシの人気メニューで、調味料も自家製で作るというシェフのこだわりが詰まっています。
また、スモークサーモンと軽井沢の新鮮な野菜をふんだんに使用した「ヤマアラシ特製サラダプレート」もおすすめです。
バゲット2枚とドリンクが付いており、ヘルシーなランチにぴったりです。
さらに、オリジナルブレンドのコーヒーやカフェラテ、オーガニックロイヤルミルクティー、自家製ジンジャーエールなど、ドリンクメニューも充実しています。
スイーツと一緒にティータイムを楽しむ方も多くいます。
スイーツのおすすめは、信州産のリンゴをたっぷり使った手作りのアップルパイです。
焼き立ての状態でいただける贅沢な一皿です。
本棚からお気に入りの書籍を手に取り、森のなかでリゾート気分を味わえるテラス席に座り、おいしい料理やドリンク、スイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

長野県の軽井沢町にある「セゾン現代美術館」は、自然と現代アートの共生をコンセプトにした美術館で、森のなかに広がる庭園と一体化した、まさに1つのアート作品のような空間です。
美術館で展示品を鑑賞したあとは、セゾンアートショップでグッズを購入したり、カフェでのんびり緑を眺めながら過ごしたり、贅沢な時間を過ごせるおすすめのスポットです。
2026年4月までは改修工事のため休館中ですが、まもなく再開する予定なので、雪が解けて春になったころ、ぜひ訪れて軽井沢の自然と現代美術を堪能してみてはいかがでしょうか。


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