賃貸物件の住まい探しにおいて、設備は重要なポイントです。
できる限り便利な設備が整っている部屋で、快適に暮らしたいですよね。
とくにトイレは毎日何度も使用する場所なので、重視する方も多いでしょう。
この記事では、賃貸物件の設備のひとつである温水洗浄便座について、
そのメリットや取り付けの費用、注意点などを解説します。
賃貸物件をお探しの方は、ぜひ参考にしてくださいね (^^)
賃貸物件に温水洗浄便座の設備があるメリットとは
温水洗浄便座の設備がある賃貸物件に住むメリットは、
まずトイレットペーパーで何度も拭き取る必要がない点です。
温水で汚れを洗い流せるので、トイレットペーパーで拭く回数を減らせます。
肌への負担も少なく済み、トイレットペーパー代の節約にもなります。
大量のトイレットペーパーを流すこともなく、トイレ詰まりの心配も減るでしょう。
また、温水洗浄便座の使用によって、感染症予防につながるのもメリットです。
温水洗浄便座を使用しない場合よりも
手に付着する細菌の数が少なく、清潔に保てます。
そして、冷たい便座に座る必要がないのもメリットといえます。
冬の寒い日に、冷えた便座に座るのがつらいという経験をした方は多いでしょう。
だからといって便座カバーを付けるのは、衛生面でも不安がありますよね。
温水洗浄便座であれば、年中便座を温かく保てるので、
便座カバーなしでも安心して座れます。
カバーを付ける必要がないため、汚れてもさっと拭けて衛生的です。
賃貸物件に温水洗浄便座の設備を取り付ける費用と注意点とは
賃貸物件に温水洗浄便座の設備を取り付ける場合、
その費用は全額自己負担となります。
ただし、取り付けられるのは管理者からの許可を得られた場合のみなので、
事前の確認が必要です。
取り付け費用の相場は、1万円から2万円程度で、
それに温水洗浄便座の本体価格がくわわります。
本体の相場は、安いものであれば1万円から購入可能で、
高いものだと10万円を超えるものもあります。
省エネ機能や除菌、脱臭といった、さまざまな機能が備わっている
高性能なものほど高額です。
機能と価格を見ながら、自分に合ったスペックのものを購入しましょう。
また、取り付けにあたっての注意点は、
取り外した便座を捨てずにとっておくことです。
賃貸物件は退去時に原状回復を求められるので、
綺麗な状態で梱包し保管しておきましょう。