メゾネットタイプの物件にはどのようなイメージを持っていますか?
なんとなく、「おしゃれな間取りの物件」というプラスのイメージを
持っている方も多いのではないでしょうか?
賃貸物件でたまに見かけるメゾネットタイプの持つメリットと
デメリットを見ていきましょう ♪
ファミリーにもおすすめ!メゾネットタイプの物件のメリットとは?
昭和時代からちらほらと見られるようになってきたメゾネットタイプの住宅。
メゾネットは、高級住宅地や最新のマンションなどに積極的に導入されてきた
構造なので、「なんとなく素敵」なイメージが根付いていると言われています。
「憧れのマイホームはメゾネットにしたい」と
漠然と考えている方も多いのではないでしょうか?
メゾネットは、フランス語を語源として「小さな家」という意味を持つ言葉。
通常のフラットタイプとは異なり、ひと部屋が上下の層に分かれている
2層構造の家がメゾネットタイプと呼ばれています。
メゾネットとは似て非なるロフトつきタイプや
テラスハウスタイプも、また人気の高い物件です。
メゾネットタイプのメリットは、やはり、賃貸物件でも
一戸建て感覚で使える物件であること。
開放的な居住空間で自由度の高い暮らしが叶うこと、
採光や風通しの効率のよさが自慢です。
また、小さなお子さんのいるご家庭でも、ご近所の方に聞こえてしまうような
生活音に気をつかなくて済むようになるというメリットもあります。
バリアフリー性が低い?メゾネットタイプのデメリットとは?
メゾネットタイプ住宅のデメリットと言えるのは、バリアフリーを徹底できないことと、
毎日の生活で大きな時間を占めることとなる家事に関わる動線が大きくなってしまうこと。
一般的なフラットタイプの住宅とは違い、洗濯機から洗濯物を干す場所への移動、
買い物から帰ってきてからキッチンへ向かうまでの移動など、
ささいなところでの移動距離が長くなってしまう傾向にあります。
また、掃除が少し手間になってしまう可能性も。
ただ、開放的な雰囲気が魅力の内階段を通ったり、自然光のさすリビングルームや
キッチンで過ごしたりというメリットと隣り合わせになっているデメリットとも言えます。
また、部屋の内装や階段の構造によっては、内階段により部屋が狭く感じてしまうことも。
メゾネットの構造や設備にもよりますが、冷暖房率が悪いこともめずらしくありません。
賃貸物件でメゾネットタイプを探している場合は、ぱっと見てすぐにわかる間取り
だけではなく、しっかりと「日々の暮らしやすさ」を意識して選ぶようにしましょう。