近年築年数の古い賃貸物件を全面的に修繕・改修したうえで、新たな付加価値をつけて貸す
「リノベーション済み」の物件が人気です。
この記事では、リノベーション済みの賃貸に住むメリットと、
デメリットの解消方法をご紹介します!
リノベーション済み賃貸に住むメリットとは
「リノベーション」と似た言葉に「リフォーム」がありますが、先に両者の違いをご説明しておきましょう。
リフォームが、築年数が経過して古くなった物件を新築の頃の状態にもどすことを指すのに対し、
リノベーションはそこからさらに性能を高め、よりよい状態にすることを指します。
つまりリノベーション済み賃貸は、その物件が新築だった当時よりもより住みやすく改修されていることが特徴です。
たとえば部屋の間仕切りを取り払って、さらに和室を洋室に変更し、2DKを広々とした1DKに変更する、
また浴室と一緒になっていたトイレを別々にするなど、現代風に住みやすく改修されています。
まるで新築の賃貸物件のようにきれいになっているのにもかかわらず、築年数が古いため、
同じエリアの新築物件よりも安く借りられることがリノベーション済み賃貸のもっとも大きな魅力です。
また部屋に付加価値をつけるため、デザイン性を重視している物件が多く、
おしゃれな内装が施されていることもリノベーション済み賃貸の特徴といえるでしょう。
新築のようにきれいで、しかもおしゃれな部屋に相場よりも安く住めることがリノベーション済み賃貸のメリットなのです。
リノベーション済み賃貸に住むデメリット
一方、リノベーション済み賃貸にはデメリットもあります。
一般的にリノベーション済み物件は築年数が古い建物が多いため、
1981年6月以前に建てられたものだと現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。
しかし1981年6月以前に建てられた物件でも、耐震診断をきちんと受けたうえでしっかりと耐震補強を施している物件も多いので、確認してみるといいでしょう。
また電気容量が少なく電力を多く使う家電を同時に使用できない、あるいはキッチンが入れ換えられていても排水がにおう場合もあるため、内見のときに不動産会社の担当者に直接確認しておくと安心ですね!
まとめ
リノベーション済みの賃貸物件は、築年数の古さをカバーするために、デザイン性や機能性を高めているのに相場よりも安く借りられることが魅力です♪
賃貸物件を探すときには、リノベーション済み物件も検討してみてくださいね(^^)