軽井沢は寒冷地で、夏は涼しくて気持ちが良いですが、冬は凍えるほど寒くなります。
寒さで水道管が凍ることもあるため、「水抜き」をしなければなりません。
この記事では、軽井沢の住宅には必須の水抜き対策について解説します☆
水抜きとはなにか
まず、水抜きとは何かを理解しましょう。
〈水抜きをしないと水道管などが破裂する恐れがある〉
軽井沢は寒冷地なので、冬は気温が氷点下になります。
気温が氷点下になると、水道管や水栓器具、給湯器などに残った
水が凍ってしまい、凍結膨張して、破裂する恐れがあります。
それを防ぐために、溜まっている水を抜く「水抜き」
をして、破裂を防ぐ必要があるのです。
〈10月下旬~11月中旬頃が水抜きをするタイミング〉
軽井沢は、毎年10月下旬頃~11月中旬頃に、
夜間の気温が氷点下になることが多くなります。
このタイミングで、水抜きを行いましょう。
なお、滞在中に凍結防止ヒーターを使用している場合など、
水抜きが不要なケースもあります。
しかし、住宅内に凍結防止システムが設置されていなかったり、
冬季期間中に滞在の予定がない場合は、基本的に水抜き対策が必要です。
個人で行うと失敗する可能性がある
軽井沢に物件を購入した際に、不動産会社などから
水抜きの説明を受けることが多いです。
そのため、「自分で行えば良い」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、素人が水抜きを行うと、失敗することがあります。
〈大変な作業もあるので個人で行うのは難しい〉
例えば、水道管の水抜きの手順は、「水道の元栓を閉めてから、
蛇口など水が出るところを開け放しにして、水抜きバルブを開放する」です。
一見すると、自分でも出来そうだと思われるかもしれませんが、
実際は簡単にはいきません。
例えば、配管が複雑な構造になっている場合、
水が抜けきらないこと場合があります。
その場合、水栓器具を取り外したり、エアコンプレッサーを
用いて水抜きをする必要があります。
また、水抜きをする場所により、不凍液という特殊な液体
を使って作業を行うこともあり、素人には困難を伴う場合があります。
以上の理由から、水抜きは管理会社へ依頼することをおすすめします。
水抜き管理の料金は、管理会社や作業の内容により差がありますが、
大体年間で3万円~5万円程が目安です。
〈凍結防止システムを導入しているなら水抜きをしなくてもいい〉
最近は、凍結防止システムを導入した軽井沢の物件が増えています。
これは、凍結する恐れがある水まわり器具や
配管を氷点下にならないように温めるシステムです。
しかし断熱や機密性能が低い家の場合、
これらのシステムを使用しても、凍結する可能性はゼロではありません。
凍結防止システムはあるに越したことはありませんが、
絶対的に安心できるものではないことに注意しましょう。
まとめ
軽井沢に住宅を所有しているなら、毎年10月下旬頃~11月中旬頃
の水抜き対策は必須です。
しかし、個人で水抜きを行うと失敗するリスクがあるため、
専門知識がある管理会社に依頼するのが安心です。
これから軽井沢に住宅購入を考えている方は、
凍結防止システムの有無を事前に確認しましょう。
軽井沢、御代田周辺の賃貸物件や売買物件をお探しの方は、
軽井沢商事株式会社にお気軽にお問い合わせくださいませ (^^)