夏は涼しく緑に囲まれ、避暑地としても人気の軽井沢。
セカンドライフは、軽井沢に移住や別荘購入をと考えている方もいるのではないでしょうか。
夏は過ごしやすい軽井沢ですが、冬の寒さは厳しく、マイナス10度以下になることも。
そこで今回は、軽井沢で暮らす上で欠かせない車の準備についてご紹介します。
軽井沢で必要な車の準備①峠道の凍結に備えたタイヤにする
軽井沢は碓氷峠をはじめ、峠道も多く、カーブや坂道は雪で凍結して大変危険です。
道路は一度凍結してしまうとなかなか溶けず、冬の間はノーマルタイヤではなく、スタッドレスタイヤが必須になります。
12月ごろには積雪が始まるので、遅くても11月にはスタッドレスタイヤに交換したほうがよいでしょう。
では、タイヤチェーンを取り付けるのは、どうでしょうか?
スタッドレスタイヤは、一度装着すれば、冬の間は基本的にずっとそのまま使い続けます。
一方、チェーンは雪や氷のない道では走りにくく、道路状況によって、付けたり外したりする必要があります。
付け外しには、慣れも必要です。
また、スタッドレスタイヤの方が高価ですが、耐久性はチェーンより勝ります。
ふかふかの新雪の上ではスタッドレスタイヤは空回りしてしまい、チェーンが必要になりますが、坂道は安定して走れるので、坂道や峠の多い軽井沢はスタッドレスタイヤの方がよいでしょう。
車は、四輪駆動(4WD)がおすすめです。
4WDは4輪すべてが動くので、凍結した道でも力を分散でき、安定走行が可能だからです。
また、4WDは車自体に重量があるので、簡単に滑らないため、峠の多い軽井沢ではぴったりですね。
軽井沢で必要な車の準備②フロントガラスや車内の凍結に備える
雪が降り氷点下になる軽井沢では、冬場は車のフロントガラスが凍ってしまいます。
凍結は手では払えず、叩いたりするとフロントガラスに傷がついてしまうため、市販の解氷スプレーを使ったり、「暖機運転」で対応します。
「暖機運転」とは、停車したまま車のエンジンをかけ、車内温度を上げて氷を溶かすことです。
また、フロントガラスを凍結させないために、車を停めているときにはフロントガラスに凍結防止用のカバーを設置する手もあります。
さらに、フロントガラスだけでなく、車内の物が凍結する可能性もあります。
缶が破裂したり、電気機器類が故障することがありますので、寒い中車内に物を置く時は注意してください。
まとめ
寒さが厳しく峠の多い軽井沢では、車の準備は欠かせません。
しっかり準備しておけば、スキーやスノーボードなどのアクテビティを楽しめます!
住まいと一緒に車の準備も検討して、理想の軽井沢ライフを実現してくださいね。