避暑地として人気のある軽井沢ですが、冬は昼間でも気温が氷点下になることがあります。
緑が眩しく、観光客で賑わう夏から一変、秋から冬は冷たい空気とひっそりとした静寂に包まれる軽井沢。
今回は、軽井沢への移住をお考えの方向けに、標高1000mに位置する軽井沢の厳しい冬を過ごすために、注意すべきことご紹介していきたいと思います。
冬の軽井沢 注意点①車の運転
第一に、軽井沢での冬の運転は慎重にしてください。
雪はそれほど多くないものの、凍てつく寒さのため道路が凍結する恐れがあります。
また、森の中には半舗装道路のような道があるので、凍るとさらに足元が悪くなり危険です。
そのため、軽井沢では、4WDのような足回りの強いタイプの車がおすすめです。
もちろん、スタッドレスタイヤは必需品と言えますから、早めにタイヤを交換しておいた方がよいでしょう。
なにより、冬は通常よりも安全な運転を心掛け、急がずあせらず慎重に走行することが肝要です。
他にも、フロントガラスが凍結したり、ウィンドウが凍って開かなくなってしまったりするようなトラブルが発生する恐れもあります。
瞬間解凍スプレーなどを備えておくと安心です。
冬の軽井沢 注意点②住宅
お話しているように、とても寒い冬の軽井沢。
それでも、寒冷地用の住宅仕様だと、とても過ごしやすくなります。
リノベーションで改修し、断熱材を最新のものにすると、冬でも暖かい住宅に生まれ変わります。
ストーブだけだと足元が寒いので、床下暖房にするのも対策のひとつですが、軽井沢の別荘地といえば「薪ストーブ」が人気でしょう。
薪ストーブやペレットストーブは、遠赤外線で建物全体が暖まるので、冬でも快適に過ごすことができます。
冬の軽井沢 注意点③住宅設備の凍結
真冬の平均気温が-3度といわれる軽井沢。
水道管や水廻りが凍結しないように対策していても、破裂してしまうことがあります。
破裂すると、お風呂もトイレも使えません。
最近の住宅には、水道管破裂防止対策が施してあるものも多いので、管周りの凍結防止帯を作動し続けておくことで凍結を防げますが、光熱費が高くなってしまいます。
ですが、一度水道管が破裂してしまうと、余計な水道代もかかりますし、室内に水漏れを起こしたりして大惨事になりかねません。
光熱費や手間がかかっても、冬の水道管凍結対策は必ずしておきましょう。
まとめ
山に囲まれた軽井沢は、冬は特に日の入りが早く、あっという間に暗くなります。
軽井沢への移住をお考えの方は、一度冬の軽井沢を体験してみてから、ご検討ください。